庭園文化史と知識の社会史の記録

庭園文化史と知識の社会史に関しての考察を綴ります。

ほめてやらねば

 叱られて伸びる人もいるかもしれないが,人はやはり褒めることで伸びるのではないか。かくいう私もその一人。褒められたことは終生忘れないのである。

 

 だから,講師として生徒を褒めるのも大事な仕事。褒めにはじまり,褒めに終わるといっても過言ではない。ささいなことでも大げさに褒める。過去分詞覚えていたね,いいね!3単元のsつけられたね,偉いね!

 実際,中2ぐらいだと,ついこの間アルファベットを覚えたような子たちである。3単元のsをつけられるというのは,実に偉いことなのである。それだけ文法力,注意力が身についている証拠なのだから。進度が速い塾はなおさらである。中学生の子が公立中の倍のスピードに追い付くのは相当労力がいる。部活動もしている子も少なくないわけだから,当然だ。だから,できたことには最大限の評価を。これが大前提だと思う。そういう心構えで授業に臨みたい。